2008年12月13日土曜日

SEクライマーモデルのモーター制御動作実験開始!

以前より設計開発が進行中だったSEクライマーのプロトタイプモデルの基本構造が出来上がり、基礎実験の第一段階としてモーター制御の動作実験の行いました。昇降性能(速度)もまずまずですが、モーターブレーキがうまく動作しており、所定の位置での制動がうまく行えていることが分かります。当初懸念していた昇降によるクライマーとベルトのずれは、この程度ではほとんど見られずスムーズに昇降している様子です。モータートルクも余裕があるようですので、つぎはバッテリー搭載での昇降実験に挑戦したいと思います。

まずは登れてひと安心です。 by R.T

2008年12月10日水曜日

GIZMODO-JAPANで研究生が製作したレゴ宇宙エレベーターモデルが紹介されてます

11月に行われた宇宙エレベーター会議の際に展示していた本研究室のレゴ宇宙エレベーターモデルが GIZMODO-JAPAN で紹介されています! 意外な反響にびっくりです。

かなりのボリュームで詳しく紹介されレゴクライマーの動画もありますが、こちらはすでに実際のクライマーモデルを製作中です、ということで ↑ 上の記事も見て下さいね。

2008年11月23日日曜日

宇宙エレベーターレゴクライマーコンテストを開催しました


2008年11月16日東京お台場の日本科学未来館イノベーションホールにて宇宙エレベーター・レゴクライマーコンテストが開催されました。このコンテストは第1回日本宇宙エレベーター会議の一環として、国内の中学・高校生5校10チームが参加して行われたものです。競技審査員として、宇宙エレベーター研究の世界的権威である米国のブラッドリー・エドワーズ博士、レゴ機構開発の第一人者の五十川さん(レゴ・スタジオ主宰)、レゴジャパンの樺山さんらにお越しいただき、多くの見学者が見守る中、上昇スピード、エネルギー効率、クライマーデザインの観点から各チーム2回づつの競技を行いました。
参加した各チームとも精一杯健闘し、スピード賞を千葉日本大学第一高等学校のチーム、エネルギー効率賞とブラッドリーエドワーズ賞を日本大学豊山中学校のチーム、デザイン賞を日本大学第一高等学校のチーム、レゴ特別賞を神奈川大学付属高等学校のチームが受賞しました。
競技会後の講評では「素晴らしい試み子供たちの真剣な眼差しに感動した」、「夢のある競技会は宇宙科学への新たな興味につながる」など高く評価され、レゴジャパンからは宇宙エレベーターキットの開発を検討したいとのうれしいコメントもありました。主催者一同、来年も是非続けていきたいとも思いを強くして、最後は「宇宙(うえ)にまいりまーす」で全員笑顔の記念写真となりました。

2008年11月10日月曜日

全日本学生室内飛行ロボットコンテストにおいて青木研究室のチームが入賞


平成20年10月24日(金)、25日(土)の二日間に渡り、東京都大田区産業プラザで開催された第4回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト において本研究室の4年生+大学院生のチームが6位に入賞しました。
この競技会は小型のCCDカメラを搭載した軽量飛翔体を無線操縦し、既定の時間内(2分間)に床上の文字や記号をどれだけ正確に認識できるかを競うものです。今回は24日の機体審査と英語によるポスタープレゼンテーションを経て飛行できる機体が採択され、25日の2回の飛行競技において総合的な評価がなされました。
本研究室の4年生2名+大学院生2名で構成されたチーム、「センチュリオンD」は、2回の飛行競技で481点を獲得し、エントリー29チーム中総合6位の成績で入賞となりました。(この結果は室内飛行ロボットコンテスト公式サイト で公表されています) 上位の3位から6位までは僅差であったため、もう少し頑張れたとの反省があったようですが、今後はさらに上位をねらえる自信がついたようです。

2008年11月5日水曜日

バッテリーエコランカー競技会開催!

Ecocar Challenge in Nihon University 2008
(EEC in NU 2008)
 

日本大学理工学部でバッテリーエコランカーレースを開催しました!!  
日時:2008年11月3日(月) 11時~13時  
場所:日本大学理工学部・交通総合試験路
エントリーは高校や高専のチームを含む10台がエントリーし、多くの見学者が見守る中、ほとんどの車両が2時間を走破しました。優勝チームは約900mのコースを58周で2時間で52km以上走った計算になります。大会後の表彰式では下記の各賞が授与されました。
優勝; Team D[理工学部精密機械工学科] (58周)
準優勝; ル・ビロ・ポッサ[理工学部精密機械工学科] (43周)
銅賞; 理工学部メカトロニクス研究会 (42周)
大会会長賞; TEAM-SANICHI[佐野日本大学高等学校]
アイデア賞; Teamみんみん[サレジオ高等専門学校]
寒空の中、最後まで応援していただいた見学の皆様、どうもありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

2008年10月2日木曜日

J-WAVEのJAM The Worldで「宇宙エレベーター」を語りました


 9月19日の朝日新聞に「日本での国際宇宙エレベーター会議開催」の記事が紹介されてから、Times OnlineやらBBCやらと海外からの問い合わせも増え、9月26日(金)にFM放送局のJ-Waveにて竹内薫さんがナビゲーター役を務めるJAM The Worldで「実現可能か宇宙エレベーター」について語ってきました。当日は宇宙エレベーター協会会長の大野さん、理事の大島さん、斎藤さんにも同行していただき、六本木ヒルズにあるJ-Waveのスタジオに向かいました。
 高層階で夜景も素晴らしければ、スタジオもきれいという最高の環境で、宇宙エレベーターの全体概要を大野さんが説明し、要素技術の部分を青木が説明しました。わずか20分程度の出演でしたが、良い経験になりました。最後に竹内薫さん、大野さん、青木、MCの小林さんと記念撮影で無事終了となりました。竹内薫さんはかなり宇宙エレベーターに興味をもたれており、11月の国際会議にも参加していただけそうでした。これが一番の収穫です。

2008年8月15日金曜日

プレ・レゴクライマー競技会を実施しました


8月9日(土)船橋校舎において日本大学理工学部、日本宇宙エレベータ協会共催のプレ・レゴクライマー競技会を実施しました。当日は模擬競技会とはいうものの、研究室の宇宙エレベータ研究班の学生や宇宙エレベータ協会関係者の方々、精密機械3年の宇宙エレベータプロジェクトチームの学生の他にも、東海大学の学生さんや、レゴクライマー競技会への参加を計画している日大付属高校1年、2年の生徒さんも参加して、多いに盛り上がりました。競技会は約10mのホイストからつるした荷締めベルトを、「どれだけ速く昇降できるか」、「どれだけの錘を付加して昇降できるか」に挑戦し、宇宙エレベータ協会チーム、本研究室チームそして高校生チームそれぞれが健闘し、昇降速度では高校生チームがなかなかの結果をだしました。まだ検討の余地はありますが、本番に向けての競技規定なども確定でき、「昇降速度」、「昇降パワー」、「経済性」の3点で総合的に評価することになりました。高校生パワーもあなどれませんが、本番がとても楽しみになってきました。11月16日(日)のレゴクライマー競技会参加規則の詳細は宇宙エレベータ協会ウェブページに近日中に掲載されますので、ふるってご参加ください。よろしくお願いします。

2008年8月12日火曜日

千葉日大一高とのSPP活動を今年も実施しました


昨年から始まった千葉日本大学第一高等学校とのSPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)講座型学習活動を今年も7月11日~8月8日の期間3回にわたって行いました。今年のテーマは「社会に役立つロボットシステムとその仕組み」で、参加者ひとりひとりにサーボモータで動く動物型ロボットを製作してもらい、その動作プログラミングまで挑戦してもらうものでした。参加した26名の生徒さんは、全員、製作からプログラミングまで頑張って挑戦してくれました。3回目の8月8日には、製作した4足ロボットの競技会を高校の文化祭で実施することとし、その競技種目などについて皆で提案をだしあって検討しました。9月13日、14日に予定されている文化祭では、どのような競技が行われるか、とても楽しみです、是非、見学にいらして下さい。

2008年7月29日火曜日

ふなばし市民まつりのお手伝いをしました

2008年7月25日(金)~27日(日)の3日間にわたって行われた、ふなばし市民まつり
の「めいど・いん・ふなばし」(船橋スクエア21)において、リサイクル小型ロボット製作
のお手伝いをしました。携帯電話の部品でつくる「リサイクル小型ロボット」は、今回も
大好評で、300人以上の子供達に参加・製作していただきました。
お手伝いの学生たちも連日大忙しでしたが、沢山の子供達との触れ合いの中で、
多くのものを得た様子でした。
なお、3日間の総入場者数は、8,345名と過去最高の大盛況でした。
8月5日(火)には、草加市谷塚文化センターにて実施する「おもしろ科学工作館」でも
このリサイクル小型ロボットの製作と競技会イベントを開催します。
また、お会いしましょう。

2008年6月15日日曜日

宇宙エレベータ技術に関するワークショップを開催します

文部科学省・特色ある大学教育支援プログラムとして本学理工学部で実施されている「未来博士工房」教育プロジェクトの一環として、下記の日程で「第1回宇宙エレベータ技術に関するワークショップ」を開催します。誰もが宇宙に行ける運行体として、実現可能性がみえてきた宇宙エレベータの概要のみならず、具現化技術や欧米の動向について最新の情報を得られるまたとない機会です。宇宙エレベータを知りたい、開発に関わってみたい方は、是非ともご参加ください。

「第1回宇宙エレベータ技術に関するワークショップ(WSSE2008)」
日時:2008年6月21日(土) 10時~16時30分
場所:日本大学理工学部お茶の水校舎1号館3階133教室
内容:
・日本宇宙エレベータ協会の活動について
・日大理工学部の宇宙エレベータ機構開発プロジェクトについて
・マガジンハウス発行ベストセラー「宇宙旅行はエレベーターで」の訳者「関根光宏」氏の特別講演
・シアトルで開催される宇宙エレベータカンファレンス2008の先行発表
・レゴクライマーデモンストレーション
など盛りだくさんの内容です。詳細はこちらからご覧ください。
宇宙エレベータアイデアコンテストの詳細はこちらからご覧になれます。

2008年5月29日木曜日

マイクロ展開構造の応用研究が科学技術振興機構・独創的シーズ展開事業「委託開発」に採択されました


本研究室の行っているマイクロ展開構造物の応用研究が、平成19年度の独創的シーズ展開事業「委託開発」に採択されました。大学の研究成果で特に開発リスクの高いものについて企業に開発費を支出して開発を委託し、実用化を図るものです。先行研究、特許出願を経て、「頸部頸動脈狭窄症治療システム(平成20年~25年)」の開発課題で申請し採択されました。詳細は、科学技術振興機構報・第483号に掲載されています。

2008年World Eco Car Grand Prix in Thailandにて5位入賞


本研究室のEvエコランチームであるTeam D が, 2008年3月15日,16日タイのバンコクレーシングサーキット(バンコク市)にて開催された World Eco Car Grand Prix in Thailand に出場し,アジア各国の企業や大学の36チームが出場する中で総合5位に入賞しました。Team Dは、ドライバーの栗原君を中心に4名のメンバー(栗原、千葉、高田、在津)で構成され、日本からの7チーム以外は全て海外勢という慣れない環境と、真夏のような暑さの中での2時間走行ながら、総合5位の栄誉を手に入れました。ドライバーの栗原君からは、「先輩達から受け継いだノウハウ活かして上位にくい込むことができました、来年はベスト3を目指します」との心強い一言もあり、来年はさらに上位入賞への期待が高まります。

2008年5月28日水曜日

高校生のEVエコランカー製作を支援させていただきました


夏休み最中の8月4日から11日までの期間、付属佐野日本大学高等学校SSHクラス生徒を対象に、精密機械工学科の青木研究室がEVエコランカー(バッテリーとモーターで動くエコランカー)の製作を支援させていただきました。本年3月よりEVエコランカーの製作の研究課題に取り組んだ2名の高校生に対し、6月までに基本的な機構や製作手順などを指導し、少しずつ製作していった車体を、この期間で完成させ、実際に試走するところまで実施しました。最初はどこから手をつけるか悩んでいた高校生たちも、最後は自分たちのアイデアで車体カウルを製作し、自作EVエコランカーで走行できた時には大喜びでした。来る8月25日には、つくば市で行われる「中・高校生によるバッテリーカーコンテスト2007」に自作のEVエコランカーで出場し、28台中18位と最後までよく頑張りました。今年も2時間の走行チャレンジに挑戦する彼らの健闘を祈りたいと思います。ご声援よろしくお願い申し上げます。

2007年学生チームが日本省エネカー研究会賞を受賞


2007年10月13日(予選)、14日(決勝)の2日間に渡り、千葉県成田市のNATSサーキットにて行われた国内最大のEvエコランカー競技会である2007年ワールドエコノムーブ千葉大会(日本太陽エネルギー学会、日本省エネカー研究会共催)において、理工学部精密機械工学科4年の学生によるチーム「NU-23」のSontsu号は、2時間を完走し、惜しくも入賞は逃しましたが、予選から決勝で最も記録をのばしたチームに贈られる「日本省エネカー研究会賞」を受賞しました。ドライバーの中村君は、「予選で調整を失敗した分が取り返せてよかった、来年の大会では入賞以上を狙います。」とコメント、2008年3月のアジア大会(タイ・バンコク市)も期待できそうです。

2008年5月11日日曜日

ようこそ青木研究室のホームページへ


青木研究室のホームページを更新しました。これからはブログを利用して研究室の情報をお伝えしたいと思います。ときどきご覧になってみて下さい。